澤乃井

さわのい

東京都 小澤酒造

東京都青梅市沢井2-770

澤乃井の歴史

青梅市沢井に300年以上の歴史を誇る小澤酒造は、創業は明確ではないですが、1702年(元禄15年)の古文書に記録があることから、これ以前に既に酒造業を営んでいたようです。 歴史と伝統を守りつつ、時代に合った酒造りに励んでいます。「澤乃井」の所在地は、その昔「沢井村」と呼ばれており、その地名に因んで命名されました。 「沢井」とは、豊かな水が沢となって流れるところからつけられた地名です。

東京都 青梅市 西部

小澤酒造のある沢井は、東京都青梅市西部に位置します。東京と言っても、蔵元の目前にあるJR沢井駅へは、東京駅から青梅線で2時間前後もかかる多摩川の上流、御岳渓谷沿いの自然豊かな所にあります。 小澤酒造では、お客様とのふれあいを求めて蔵元見学を積極的に受け入れています。 蔵元と道を挟んだ多摩川の清流沿いには、売店、軽食、バーベキューもできる「清流ガーデン」をはじめ、「きき酒処」、「食事処」、「美術館」などが併設され、 沢井周辺で一番の観光スポットとして人気上昇中です。

水と蔵と木桶

小澤酒造は、綺麗な水が大量に湧き出すこの場所で、敷地内の岩盤を横に掘り進んだ洞窟の奥から湧き出す「中硬水」と、 約4km離れた山奥の井戸から採れる軟水を「仕込水」として使用しています。 その仕込水を使用して仕込みを行う蔵は、創業時に建てられものを修繕や増築しながら使っており、天井の高い蔵の中には高さ2m程ある貯蔵タンクが並んでます。 そのなかには木でできた桶があります。15年ほど前、創業当時から蔵の裏手に樹齢300年程の樹が2本あったそうですが、倒木の危険があることから1本を切ることになり、 それを酒桶に使う木桶を作ろうとします。しかし、大きな木桶を作る職人が近辺にはおらず、大阪まで運んで作ってもらったそうです。現在でも一部商品をこの木桶で造っています。

        

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