霧筑波

きりつくば

茨城県 浦里酒造店

茨城県つくば市吉沼982

浦里酒造店について

浦里酒造店は、茨城県つくば市の北西部に位置する歴史ある酒蔵です。1877年に創業して以来、霧筑波・知可良・浦里という3つのブランドを醸造してきました。酒質は淡麗辛口で、地元の水と米を使って丁寧に仕込んでいます。酒造りは事業にあらず、家業なりという信念のもと、伝統と革新を両立させています。

霧筑波

「霧筑波」は、1985年から吟醸酒を中心にした高級酒へ路線を変更した浦里酒造店を代表する銘柄。酒本来の香りを大切にしながら、昔ながらの方法で仕込んでいます。使用する酵母は、香りが良く酸が少ない小川酵母という独自のもので、まろやかなキレイな味を作り出します。酒質は淡麗辛口で、辛口の純米酒や甘口の純米酒など、さまざまな種類があります。

小川酵母とは

酸が少なく、低温でよく発酵し、きめ細やかな香気を発するのが特徴。 淡麗で芳香のある吟醸酒や純米酒向き。 また、アルコール耐性が弱く、扱いが難しい酵母である。 小川 知可良氏が仙台国税局鑑定室長時代の昭和26年から27年にかけて東北6県の数百という蔵のもろみから集めた内の一つで、どこの蔵のものであったかは不明。 同庁退官後、水戸市にある明利酒類(株)に入社し、同酵母の分離培養に成功した。 その為、『明利酵母』とも呼ばれている茨城生まれの酵母である。 日本醸造協会でも昭和52年(1977年)から協会10号酵母として頒布を開始した。

        

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