有磯 曙

ありいそ あけぼの

富山県 高澤酒造場

富山県氷見市北大町18-7

高澤酒造場について

初代高澤利右ヱ門が江戸時代末期に氷見に来て、明治5年頃に酒造りを手がけたのが高澤酒造の始まりです。当時は蔵のすぐ裏まで海が迫っており、豊富な井戸水と富山湾からの海風が酒造りに適していると利右ヱ門は判断しました。昔は酒米を冷やす機械がなく、風が必要だったこともこの地を選んだ理由でしょうか。

酒造りのこだわり

有磯曙の酒造りには、富山湾から吹く「あいのかぜ」が欠かせません。早朝から蔵戸を開け放ち、蒸米をあいのかぜに晒すことで、酒米を冷やします。この作業は有磯曙の特徴であり、味の決め手となっています。また、全ての酒は槽ふねでしぼられます。槽しぼりの最大のメリットは、もろみにストレスをかけずにしぼり出せることです。この手間をかけて、まろやかでやさしい日本酒が仕上がります。

氷見は新鮮な魚や山の幸に恵まれた土地であり、土地の風土を生かした酒造りを大切にしています。この郷土を愛するパトリオティズムを持ち、お酒を通してその想いを伝えたいと願っています。

        

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