開運

かいうん

静岡県 土井酒造場

静岡県掛川市小貫633

開運祝酒

明治5年(1872年)創業。土井酒造場といえば、縁起の良い招福熊手のラベルを巻いた「開運祝酒(特別本醸造)」を思い浮かべる方も多いでしょう。 開運祝酒というお目出度い名は、明治5年の創業時に地元の旧・城東郡小貫村の発展を願いつけられました。以来130余年、土井酒造場の看板商品として愛され続けています。

波瀬正吉杜氏

長年、土井酒造場で杜氏として酒造りの指揮を執ってきた能登杜氏四天王のひとりに数えられる名人・波瀬正吉氏が平成21年7月16日、急逝されます。 波瀬杜氏は、土井社長との二人三脚の酒造りで、静岡地酒の発展にも大きく寄与されて来ました。波瀬杜氏亡き後は、地元掛川市出身の棒葉農氏が継ぎます。 棒葉杜氏は波瀬氏の元で酒造りに携わり、長くその薫陶を受けてきました。2014年に五代目蔵元として就任した土井弥市社長と共に能登流の酒造りを守り続けます。

酒つくりの拘り

蔵の外観こそ明治以来の伝統的なものですが、その内部には最新の酒造設備がつまっています。 酒米を傷めずに糠を落とす洗米機など、開発段階から参加した設備もあります。 蔵元自ら清酒用酵母の培養や選定、酒質の設計、更には酒造設備の改良・開発まで全て手掛けるなど、最新技術と伝統技法を兼ね備えた酒造りをしています。



        

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