福祝

ふくいわい

千葉県 藤平酒造

千葉県君津市久留里市場147

藤平酒造の歴史

藤平(とうへい)酒造は、享保元年(1716年)創業。江戸時代中期より千葉上総(かずさ)は久留里(くるり)の地で代々酒造りを営み、歴史を刻んできました。銘柄「福祝」を考案したのは、先代の藤平富雄氏。現在は亡き先代の想いを受け継ぎ、その子息である三兄弟が中心となって、日々研鑽を重ね、切り盛りしています。仕込み全般を担うのは次男の藤平典久氏、麹造りと営業を担うのは三男の藤平淳三氏、事務全般を担うのは長男の藤平和也氏。一本一本を丁寧に仕込み、量産では出せないうまさに誇りを持ち、その技術の粋を守り続けています。

都心からのアクセスもよい!

藤平酒造のある久留里は、千葉県君津市の内陸部、房総半島のほぼ中央に位置します。アクセスは、木更津から久留里線に乗り久留里駅で下車、または高速バスでも久留里駅で下車可能で、東京からおそよ2時間半程度の距離。かつては久留里城のもと城下町として栄え、現在も風情ある町並みが残ります。「久留里の名水」を利用した蕎麦屋や古民家カフェが観光スポットとして人気とか。

澄んだ名水で醸されるお酒

久留里では、山林に降った雨が天然の地層を通る事でろ過され、地下水脈を通ってきた豊富な地下水が、春夏秋冬、24時間、世界的にも珍しい自噴井戸よりこんこんと湧き出ています。この水は、水質の良さ、水に含まれている有用な成分、そして美味しいことから「久留里の生きた水」と呼ばれ、県内外から多くの人が水を汲みに訪れ、千葉県下で唯一「平成の名水百選」に選ばれた名水です。この湧き水を利用し、古くから酒造業が多く立地しています。

綺麗なお酒は仕込み水から

この久留里の地で日本酒を醸す蔵元のひとつ藤平酒造の銘柄「福祝」のお酒を語る上で欠かせないのは、やはり仕込水です。中硬水の「久留里の名水」に含まれるミネラルが酵母に働き、後味のきれいなお酒に仕上がっています。やわらかな香りと甘みが余韻となってさわやかにさばけ、銘柄名のようにとても幸せな気持ちになれます。また、2022年からは蔵の裏にある田んぼで酒米の自家栽培を始めたようで、今後のお酒への期待も膨らみます。


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