西堀

にしぼり

栃木県 西堀酒造

栃木県小山市大字粟宮1452

西堀酒造について

西堀酒造は、初代西堀三左衛門が明治5年(1872年)に創業。栃木県は、3代将軍家光公の日光東照宮造営により、日光街道筋が賑わいを見せました。参拝に訪れる人が増えたことに伴い、酒の需要が増加し、現在の小山市・栃木市近辺には数多くの酒場が軒を並べました。明治7年の資料によれば、栃木県の酒類生産は全国第三位でした。2013年時点の統計でも、栃木県内の日本酒生産量の7割以上が、栃木県南部に集中しています。関東平野の広大な水田に恵まれ、江戸にも近く、特に酒造りに適した良質な水が得られる場所であったことがその理由と言われます。栃木県は、水系が那珂川水系(県北)、鬼怒川水系(県央)、渡良瀬水系(県南)の3つに分類されます。特に渡良瀬水系の硬度は醸造に適した硬度である特徴があり、永らく銘醸地の歴史を築いてきました。西堀酒造の位置する小山市もまた、この渡良瀬水系に位置し、この水系に則した酒造りを行ってきました。

西堀(にしぼり)

「西堀(Nishibori)」シリーズは、「米の特徴を最大限引き出した個性的な酒」というコンセプトのもと、醸すお酒です。全国各地には、その気候・風土に適した良い酒米が多々あります。地元である栃木県産の酒造好適米のみならず、全国各地の優良な酒造好適米を使用し、米由来の味の違い、独特の個性を引出す醸造設計によって、明瞭な違いを飲み比べいただくことが出来るシリーズです。西堀シリーズでは、同一品種・同一規格の酒米を100%使用していることに加え、麹米の比率も25%弱と業界平均よりも高い贅沢な造りをしています。そのため、酒米ごとの味わいが存分に引き出され、各商品ごとに非常に個性のある味わいを実現しています。このようなコンセプトゆえ、仕込みタンク毎に全く異なる酒を造っており、少量仕込みの生産形態を採っております。

ILLUMINA(イルミナ)

ILLUMINA(イルミナ)シリーズは、日本初・世界初となる、「LED色光照射発酵酒」のシリーズです。日本酒醸造で最も長い工程となる、醪(もろみ)の発酵期間において、 24時間LED光を当て続け、新たに光による微生物への影響を取り入れました。日本酒業界における発酵の管理方法について、全く新たな方法論を試みるシリーズです。

愛米魅 I MY ME(アイマイミー)

「愛米魅 I MY ME(アイマイミー)」シリーズは、日本初の古代米100%純米酒「愛米魅 I MY ME 金の純米酒」を核とした、古代米ワイン(Ancient Rice Wine)・リキュールシリーズです。『愛米魅 I MY ME 金の純米酒』とは、酒造り専用のお米(酒造好適米)をあえて使用せず、「赤米」と「緑米」だけを使った日本初の純米酒です。古代米100%純米酒に最もふさわしい醸造方法を見出すまでに、試行錯誤は10数年にわたっています。日本酒の新領域、「古代米ワイン(Ancient Rice Wine)」の誕生を自負し、この個性的な古代米純米酒ベースの梅酒、ゆず酒、いちご酒等のリキュールをラインナップしています。

        

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