四季咲

「四季咲」は、厳寒期に丁寧に限定醸造したお酒を低温瓶貯蔵し、季節ごとに美しく花を咲かせるように、七十二候から7回に分け、1年を通じて最良の状態でお届けする「純米吟醸 無濾過生原酒」を中心としたシリーズです。

七十二候とは

旧暦の二十四節季(立春、夏至、大暑・・など)をさらに3つの候に分け、動植物や気象など自然の変化を短文に表して知らせる言葉です。

露葉風

奈良県唯一の酒造好適米奨励品種「露葉風つゆはかぜ」は、昭和38年「白露」を母に「早生双葉」を父に持ち、愛知県で誕生。 現在は、奈良だけで栽培されている酒造好適米です。 しかし、淡麗なお酒がもてはやされた時代には、他県産の米を使用することが主流となり、栽培が難しく生産性が悪いこともあって、いつしか奈良県でもほとんど栽培されなくなり、「幻の酒米」となってしまいました。

長龍酒造は、そんな露葉風の存在を知り、「画一的でなく独自の味わいを持った奈良の地酒を露葉風で。」との思いを強め、平成14年にJAならけんの協力のもと、栽培適地である奈良県山辺郡山添村での露葉風の栽培を始めます。 栽培開始当初は栽培方法も手探りの状態でしたが、「露葉風」の栽培を引き受けた2軒の農家の苦労の結果、現在では収量・作付け面積も順調に増えています。 露葉風で醸した酒は、米の味をしっかりと引き出したボディの効いた酒です。コクがあり、ふっくらとした味わいが口の中に穏やかに広がり、アルコールの刺すようなところはまるでなく、米の旨みを十分に味わえるお酒です。

        

四季咲シリーズ

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