東光

とうこう

株式会社 小嶋総本店

山形県米沢市本町二丁目2-3

東光について。

米澤城の東側、朝日が昇る方角の酒 東光は、安土桃山時代に創業し、後に上杉家御用酒屋を承った小嶋総本店が醸す日本酒です。 創業以来、小嶋総本店が同じ場所で酒造りを続けられたのは、天地の恵みである米と水、 そしてこの風土に育まれた人々の存在があるからと言います。

摂氏11度の奇跡

小嶋総本店は、最上川の源流に最も近い酒蔵として、その清らかな水の恵みを受け続けてきました。 蔵が位置する米沢は、年間積雪量が6メートルという豪雪地帯であり、吾妻山から流れ出す豊富な雪解け水は、山形を縦断する最上川の源流となります。

雪解け水が織り成す源流は地層に浸透し、控えめにミネラルを含んだ上品な口当たりの地下水となって蔵に辿り着きます。地下水の温度はその土地の年間平均気温に等しく、私達の井戸からは米沢の年間平均気温である11度となって湧き出ます。

摂氏11度とは、蔵元がお薦めする東光の飲用温度と全く同じです。これが偶然なのか必然なのか、私達のあずかり知るところではありません。しかしながら、東光を口に含み、その柔らかくも繊細な質感を感じていただけたならば、「生まれたままの温度が一番美味しい」というシンプルな結論に辿り着くのかもしれません。

        

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