金峰・天文館

きんぽう/てんもんかん

鹿児島県 宇都酒造

鹿児島県いちき串木野市湊町1丁目342

宇都酒造さんは明治36年創業、尋智さんで4代目となります。

東京農業大学卒業後、和歌山県の清酒蔵で修業後、郷里に戻り現在、取締役社長兼杜氏として今の宇都酒造の焼酎造りに力を注いでいます。 南さつま市は、黒瀬杜氏・阿多杜氏(あたとうじ)の“2大杜氏発祥の地”でもあり、その姓を名乗る杜氏を九州内に多く輩出し、日本の焼酎文化を発展させてきました。

鹿児島県南さつま市

宇都酒造さんのある南さつま市は、銘柄名の由来でもある南薩の名峰で霊峰でもある金峰山を主峰した山々が続く山岳地帯で、 山麓から中央部にかけてはシラス台地となり、その後は海岸まで平野が広がり、海岸は吹上浜砂丘となっています。 吹上浜は日本三大砂丘の一つで、海ガメの産卵場所としてよく知られ、河口にか架かるサンセットブリッジから見る東シナ海に沈む夕日は観光客に人気とか。 温暖な気候や豊かな水に恵まれ、古くから米作を中心とした農業が行われ来たようで、田園風景が広がります。

金峰

以前は金峰町という地名でしたが、2005年の合併で自治体としては消滅し、現在の南さつま市に併合されます。 その名を銘柄に残す限定流通銘柄になります。 宇都酒造さんはは500石に満たない小さな蔵元であるため、生産数に限りがあります。 その美酒に全国各地の酒好きが酔いしれる宇都尋智氏の入魂の焼酎。 柔らかい飲み口とスッキリとした後口を特徴とする「金峰」その精度は年々向上し、最近になってやっと自分らしい焼酎が出来てきたと尋智さんは言います。



       

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