出羽桜

でわざくら

山形県 出羽桜酒造

天童市一日町一丁目4番6号

出羽桜酒造について

出羽桜酒造は、山形県天童市にある明治創業の老舗の酒蔵です。手造りにこだわった酒造りを続けており、吟醸酒のパイオニアとして知られています。出羽桜の銘柄は、国内外のコンテストで多くの賞を受賞し、世界35カ国にも輸出されています。山形を代表する酒米「出羽燦々」や「雪女神」などを使ったお酒は、香り高くすっきりとした味わいで、日本酒ファンの心を魅了しています。出羽桜酒造は、品質第一をモットーに、美酒出羽桜を造り続けています。

吟醸酒の普及

看板商品「桜花吟醸酒」は1980年に発売されました。その当時、吟醸酒は主に品評会のために造られるもので、一般の方々には知られていない言葉でした。僅かに市販されていた吟醸酒も「特殊で高価な酒」として、主に贈答用に購入されていたのです。長年にわたり吟醸酒を造り続けてきた出羽桜酒造は、吟醸酒を品評会のためだけではなく、一般の人々の為に市販することを決意します。「高品質で香り華やかな吟醸酒を一人でも多くの方に飲んでいただきたい」との強い思いがあってのことです。吟醸酒という言葉が知られていない時代であったため、ラベルの中央には出羽桜の銘柄名ではなく、吟醸酒と表記しました。このラベルは今でも大切に使い続けています。

生酒出荷の取組み

蔵で飲むしぼりたての美味しさをお客様にお伝えしたいとの思いで、1982年より生酒を出荷しています。その当時、生酒は蔵に行かなければ飲めない特別な日本酒でした。一度も加熱処理をしていない本生の日本酒を通年販売するべく試行錯誤を繰り返し、現在もその挑戦は続いています。 1997年には、生酒出荷用の段ボールを王子製紙株式会社と共同開発。従来のアルミ箔と断熱材を使用したものを廃止し、特殊樹脂を紙の間に挟み込んだ「出羽桜クール段ボール」は防湿性と鮮度保持に適したリサイクル可能な段ボールです。これにより、生酒をより安全に皆様のもとへお送りできるようになりました。


                

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