勢正宗

いきおいまさむね

長野県 (株)丸世酒造店

長野県中野市中央2-5-12

勢正宗の歴史

明治3年(1890年)創業、約140年続く老舗の蔵元になります。 明治3年といえば、明治維新直後でまだ日本が政権交代により混乱の真っ只中にある時代です。 初代関申七郎が「世の中が丸くなりますように」との願いを込めて名づけ酒造りを創めた、古来からの製法にこだわった酒造店です。

もち米四段仕込み

「もち米四段仕込み」で唯一のお酒を造ります。 丸世酒造店では、日本古来より引き継がれる製法「もち米四段仕込み」を取り入れております。 もち米四段仕込みとは、通常の「三段仕込み」の工程に加えて最後にもち米で甘酒を造って仕込みます。 今では、このもち米四段仕込みのお酒をお届けできる酒造は少なく、もち米のふんわりとした柔らかさ、 芳醇な味わいは当店でしかお造りできないお酒です。

蒸にこだわる。

米を蒸す道具は50年以上使用している木の甑(こしき)と和釜を使用。 木の甑は、アルミの甑と違いを余分な水分を吸水してくれるため、蒸しあがりが良くなります。 和釜は蒸気がゆっくり上がってくるため、お米へのダメージも少なく、外硬内軟の蒸米に仕上がります。

しぼりにこだわる。

お酒をしぼる際に使用する道具は、ヤエガキ式という昔ながらのしぼり機を使用します。 現在のしぼり機よりもゆっくりと圧力をかける事が出来、お酒に余計な雑味を加えず搾ることが出来ます。

四段仕込にこだわる。

通常の四段仕込は、醪(もろみ)に良く溶けるように甘酒を造って仕込みを行います。 しかし、丸世酒造店では、通常の行程では酒が甘くなりすぎる傾向があるため、もち米を熱いまま醪に投入する熱掛四段仕込を行います。 これにより口当たりは甘く、後味はすっきりするお酒に仕上ります。

Carpシリーズとは

丸世酒造店の特徴である「もち米熱掛四段仕込」を存分に活かして造られた「純米酒」のシリーズになります。 全てに「もち米を1割加える」ことで、もち米の持っている旨みが非常に良く表されているお酒になります。



        

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