若乃井酒造は、1890年に創業し、地元の鎮守様の若宮八幡宮のそばにある泉のように湧き出る清水を使って酒造りを始めました。その水は酒造りによく合う超軟水で、地元の山形県産の酒米とともに、品質にこだわった酒造りを続けています。若乃井酒造の商品は、兵庫県産山田錦を使った上品な香りとすっきりとした味わいの大吟醸「飯豊山」や、山形県産美山錦を使った燗でも冷でも楽しめる特別純米酒「若乃井」など、さまざまな種類があります。

四季に応じて、春宝・夏宝・秋宝・冬宝の4種類のお酒が出荷されます。それぞれのお酒は、山形県産の美山錦を使用し、精米歩合は60％です。また、瓶詰め後は湿度90％、室温常時2度の雪室で貯蔵され、熟成によって味わいが深まっています。

春宝は、3月から5月に出荷される生酒のフレッシュなタイプです。仄かに香る吟醸香で飲み飽きしないお酒で、ワイングラスでお試しください。

夏宝は、6月から8月に出荷される生貯蔵酒のスッキリとした夏酒です。冷やして飲むとさわやかな口当たりが楽しめます。

秋宝は、9月から11月に出荷される秋あがりの落ち着いた食中酒タイプです。燗でも冷でも味わえるお酒で、和食を中心した料理にぴったりです。

冬宝は、12月から2月に出荷される一年熟成の柔らかい味のタイプです。熟成によって角のとれたまろやかな味わいが特徴です。

若の井の四季シリーズは、季節やシーンに合わせて楽しめる日本酒です。