高清水

たかしみず

秋田県 秋田酒類製造

秋田県秋田市川元むつみ町4番12号

秋田酒類製造について

秋田酒類製造は、1944年に12の酒蔵が合同して発足しました。代表銘柄、「高清水」は、秋田県産の酒米と奥羽山系の地下水を使って造られる濃醇でなめらかな味わいの日本酒です。秋田酒類製造には、千秋蔵、仙人蔵、御所野蔵という3つの酒蔵があり、各々に特色のある酒造りを行っています。

千秋蔵

高清水本社蔵のある秋田市川尻は、良質な水に恵まれた土地です。藩政時代には、藩主佐竹候が、お茶会のために水を汲んだという逸話もあるほどです。本社蔵の敷地には、千秋蔵、仙人蔵の2つの蔵と、貯蔵庫、壜詰工場、製品倉庫など、仕込みから出荷にわたる一連の工程を擁しています。1978年(昭和53年)に完成した「千秋蔵」は、地上6階建ての近代的な鉄筋コンクリート造りながら、伝統の手仕事を存分に発揮できるように配慮した設計がなされています。また、醸造のために運び込んだ白米は、最上階に運ばれ、工程毎に下層階へ送るという効率のよい設計になっています。

仙人蔵

2005年(平成17年)秋、本社蔵の中に一つの小さな蔵が復活しました。高清水の歴史を現代に伝える手造りの蔵です。1953年(昭和28年)の建設で、古い柱や梁が、当時そのまま残されています。今ある酒に磨きをかけるために。蔵人が心身ともに研鑽を重ね、秋田の伝統の酒造りをより深く知るために。そして未来に続く「新たな伝統」の醸成のために。高清水の時を超える願いを、この蔵に込めました。先人たちが遺してくれた酒造りの心と伝統。そのすべてを引き継ぎ、高清水は、よりよい酒造りを目指します。

御所野蔵

伝統的な手造りの技術を継承しながらも、最新の温度管理装置を導入し、少数精鋭の社員による酒造りを実践しています。小規模仕込みにより、徹底した品質管理を可能とし、多様化するお客様の嗜好にお応えしています。お酒造りの要である麹造りは、長年の経験を積んだ熟練杜氏の技と24時間体制の温度管理技術を融合させました。酒母造りは、先進のコンピュータ制御により、複雑で手間ひまのかかる酵母の最適な育成環境を衛生的に行っています。醪造りは、屋外の気温や湿度に左右されることなく、多種多様な醗酵を再現することが可能です。蔵は真夏でも15℃以下に保たれ、氷温冷蔵が可能な貯蔵タンクの完備により、安全かつ快適に熟成管理が行われています。


        

秋田酒類製造

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