寒菊

かんぎく

千葉県 寒菊銘醸

千葉県山武市松尾町武野里11

寒菊銘醸について

寒菊銘醸は、太平洋を望む九十九里浜にほど近い、緑に囲まれた温暖な地域にあります。明治16年、創業者 佐瀬源作は当地の伏流水と豊富な米を用いてすっきりとした辛口の日本酒の醸造を開始。130年にわたり多くの方々に支えられ、「飲む方々の『心を満たす』酒づくり」を掲げ、これまで21種類、5銘柄の日本酒をメインに焼酎の製造・販売をとおし、伝統の技術とお客様の今を結ぶ不断の品質向上につとめてきました。

九十九里が育んだ味

寒菊銘醸の位置する九十九里地区は、約66キロにわたる太平洋岸の長い砂浜が特徴で、1500年ほど前にはすでに日本の南北海路を結ぶ水上交通の要衝となり、中世には豪族の統治、近世は幕府直轄が敷かれ長く繁栄してきました。また、漁業や農業も古くから盛んで海の幸、陸の幸の食材に恵まれ、特に夏季の湿潤な海洋性気候による豊富な米の収穫と、冬の太平洋からの寒風は「寒造り」を行う日本酒のみならず、醤油、味噌、みりんなどの醗酵に適し、地の食材を存分に活かした「旨味の食文化」が形成されています。代表食としては、漁師めしとして知られる「なめろう」、全国一の生産量を誇るピーナッツやその加工品が著名です。

        

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