京都蒸溜所

KYOTO DISTILLERY

京都市中京区河原町通二条上る清水町358

なぜ、京都なのか?

京都蒸溜所は2014年に3名の創業者である、デービッド・クロール、角田紀子・クロール、マーチン・ミラーが設立しました。日本には東京や大阪、北海道といった数々の名所がある中、なぜ私たちが蒸溜所の建設に京都を選んだのか。それは京都でしか成し得なかったから。京都、そして街に根付く歴史への誇りという潜在的な感覚こそ、私たちがジンで表現したいことなのです。いつか京都の人々が私達のジンを過去千有余年に渡る京都の芸術や伝統工芸のひとつとして受け入れてくれたとき、私たちの思いが成就したと言えるでしょう。

またこの地が『クラフト』な製品を作ることに適した場所ということだけではなく、様々な良質な原料が手に入ることも京都を選んだ理由のひとつです。数世紀に渡り最高級の日本酒を生み出し続けている伏見の名水、柚子、山椒、宇治の緑茶など地元で栽培される数々の原料が、京都ジンを唯一無二のジンに昇華させるのです。

季の美の原料。

季の美で使用するボタニカルをご提供いただける農家さんを探す為に半年ほど費やしました。殆どのボタニカルは京都産のものを使用しており11種類を選ぶまでに100種類以上の様々なボタニカルを試験蒸溜しました。11種類のボタニカルは味わいと香り別に6つのエレメントに分け個別に蒸溜し、伏見の酒蔵の伏流水でブレンドします。6つのエレメントはベース、シトラス、ハーバル、スパイス、ティー、フルーティ&フローラル。時間と労力を要しますが理想のジンを造ることで1000年以上続く京都のクラフトマンシップに少しでも近づけたらと願っています。




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