市来焼酎・薩摩たなばた

いちきしょうちゅう・さつまたなばた

鹿児島県 田崎酒造

鹿児島県いちき串木野市大里696

蔵元の歴史・銘柄の由来

明治20年、「古来より稀に見る銘水」といわれるほどの水を探しあてた初代当主が、この地に蔵を構えたことにはじまり、創業より百有余年を数えます。 以来、豊かな土壌から生まれた良質のさつまいもと銘水を用い、妥協を許さない焼酎づくりの姿勢を貫いています。

代表銘柄、『七夕』の名の由来とも言える行事は、鹿児島県いちき串木野市大里にて旧暦7月7日(現在は新暦8月7日に近い日曜日)に行われる、伝統ある華やかで勇壮な市来の『七夕踊り』です。五穀豊穣の祈りと神への感謝を込めて毎年続けられているこの踊りは、大里地区の青壮年が主体となり、数百人が出場する大規模なもので、作り物(鹿・虎・牛・鶴の大張子)、琉球王行列、大名行列、薙刀行列、甲冑行列、そして本踊りである太鼓踊りを中心に構成されています。

蔵元の方針

焼酎界では関心の薄いとされていた、原酒の長期貯蔵による熟成に早くから注目し、新酒を出さない熟成の蔵元として、芳醇で深い味わいのある本格熟成焼酎の普及に力を入れるなど、熟成焼酎というジャンルを確立すべく日夜焼酎作りにはげんできました。 今後は当蔵元に代々受け継がれる焼酎づくりの可能性に賭ける一途な精神で、製販一体となって、魅力的な商品づくりを行っていきたいと思っております。

特約店銘柄「薩摩たなばた」「市来焼酎」

銘柄「薩摩たなばた」(ひらがな表記)と「市来焼酎」は、限られた酒販店のみが取扱いする限定流通銘柄です。「薩摩たなばた」は、一般流通「七夕」とは別のタンクで仕込まれた焼酎で、「無濾過」「長期熟成」などがあります。

「市来焼酎」は、「香り」をテーマにした焼酎。時間をかけて低温発酵させたものや、黄麹や特殊な酵母などを使用し、現代風な焼酎を表現しています。「ツン」「ぷう」などの名前の由来は、蔵元さんで飼っているペットなどの名前だそうです。

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