大和桜

やまとざくら

鹿児島県 大和桜酒造

鹿児島県いちき串木野市湊町3丁目125

大和桜の歴史

明治元年(1868年)創業。手間のかかる「手造り」で焼酎造りを行っています。 焼酎造りでは珍しく、米蒸し作業は甑(こしき)を使い、麹は室蓋、1次・2次仕込みともに甕壷仕込み。 熟成による円やかな焼酎が特徴です。5代目杜氏の若松徹幹(わかまつ てっかん)さんは、昭和52年生まれ、東京での広告関係の仕事を経て蔵に戻ります。 創業当時からの手造りを継承しながらも、斬新なラベルデザインや手間のかかる包装紙などは他業界からも注目されてます。

大和桜の拘り

大和桜酒造さんのあるいちき串木野市湊町は、いちき串木野市の中南部、大里川及び八房川の下流域に位置し、旧市来町の中心地でありました。 大和桜酒造さんは大里川河口近く、国道3号を少し入ったところにあります。いちき串木野市は昔から焼酎造りの盛んな町でもあり、現在も市内に6社8蔵が存在します。 「大和桜」のラベルには「本手造り」の記載があります。その定義とは、『麹造りを麹蓋(こうじふた)等を用いた自然換気保温室で自然の換気、 通気と手入れ攪拌によって製造した焼酎乙類(本格焼酎)でなければ、「手造り」の文字を表示してはならない。』 です。麹造りにだけ上記の定義を満たせば「手造り」の表記ができるのにもかかわらず、米蒸しを甑で行い、甕壷で仕込むストイックな造りを行っているため 通常の手造りに「本」を付けています。


        

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