「達磨正宗」は、岐阜県岐阜市の白木恒助商店が醸す日本酒で、長期熟成古酒のパイオニアとして国内外で高く評価される銘柄です。昭和40年代から古酒造りに挑み、武儀川の伏流水と酒米「日本晴」を使い、独自の五段仕込みで甘みと酸味を引き出します。
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天保6年創業、歴史ある酒蔵
白木恒助商店は、1835年(天保6年)創業の老舗酒蔵で、岐阜市門屋門に蔵を構えています。江戸時代から続くこの蔵は、濃尾地震による倒壊を乗り越え、復興の象徴として「達磨正宗(だるままさむね)」という銘柄を誕生させました 。その名には「七転び八起き」の精神が込められており、蔵元の誇りと不屈の姿勢を象徴しています。
古酒造りに社運を賭けた挑戦
昭和40年代からは、日本酒の大量生産化が進む中で、白木恒助商店は独自の道として「古酒造り」に社運を賭けました。熟成によって生まれる山吹色から琥珀色の美しい色合いと、濃醇で深い味わいが特徴の「達磨正宗」は、国内外で高い評価を受けています。1979年醸造の古酒は、2008年にIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)でゴールドメダルを受賞するなど、世界でも注目されています 。
時を味わう、唯一無二の酒
白木恒助商店の古酒は、数年から数十年にわたって熟成され、時間の流れをそのまま味わえるような深みを持っています。代表的な商品には「達磨正宗 十年古酒」「二十年古酒」「三年古酒」などがあり、常温でゆっくりと楽しむのが推奨されています。最近では、海中熟成酒プロジェクトなど新たな試みにも挑戦しており、伝統と革新を融合させた酒造りを続けています。
