雁木

がんぎ

八百新酒造

山口県岩国市今津町三丁目18-9

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山口県岩国市の八百新酒造が醸す「雁木」は、無濾過・純米にこだわる自然派日本酒。米の旨みを引き出した濃醇な味わいとキレの良さが魅力で、食中酒としても優秀な一本です。

 
                          

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創業140年以上の歴史を持つ老舗酒蔵

八百新酒造は、1877年(明治10年)に山口県岩国市で創業された老舗酒蔵です。創業者・八百屋新三郎が清酒醸造を本業に据え、錦川の河口近くにあった藩主の御茶屋跡に蔵を構えたことから始まりました。初代銘柄「新菊」は、夫婦の名前から命名されたもので、地元で高い評価を得ていました。戦後の米不足や三倍醸造法の導入など、幾度もの困難を乗り越えながらも、酒造りへの情熱を絶やすことなく歩み続けてきました。

「雁木」誕生と蔵元杜氏による革新

2000年、五代目蔵元・小林久茂氏が杜氏を兼任する「蔵元杜氏」として酒造りの革新に着手。副業だった酒類販売を廃止し、清酒醸造に業務を一本化。その年、初めて納得のいく酒が仕上がり、「雁木」と名付けて世に送り出しました。純米無濾過生原酒として誕生した「雁木」は、少量生産ながらも品質にこだわり、徐々に取扱店を増やしながら全国に支持を広げ、現在では八百新酒造の主力ブランドとなっています 。

海から受け継がれた酒造りのDNA

八百新酒造の酒造りには、瀬戸内海の祝島から渡ってきた杜氏・蔵人たちの技術が深く根付いています。漁師が冬季に酒造りを担うという珍しい形態で、祝島はかつて山口県内外の酒蔵に多くの人材を輩出していました。その最後の杜氏・原田英雄氏の技術と精神は、現蔵元や杜氏に受け継がれ、今も「雁木」の酒造りに息づいています。八百新酒造は、伝統と革新、そして“海から運ばれてきた酒造りのDNA”を大切にしながら、唯一無二の酒を造り続けています。