日高見

ひたかみ

宮城県 平孝酒造

宮城県石巻市清水町1丁目5-3

平孝酒造について

文久元年(1861)、岩手県盛岡市の菊の司酒造から分家、石巻で酒造業を始める。「日高見」の名称は、現在の北上川を指す昔の呼称「ひたかみがわ」に由来する。『日本書紀』に「土地沃壌えて広し」と記された、太陽の恵みを受ける「日高見国」も重ね合わせている。

港町石巻の酒

石巻は旧北上川河口の港町で、三陸・金華山沖という世界有数の漁場の恵みを受けています。そんな石巻で、平孝酒造は日本酒の蔵を営んでいます。平孝酒造の主力商品はもちろん「日高見」で、「魚と一緒に飲むなら日高見」というコンセプトで造られています。「日高見」は、やさしくクリアな味わいで、魚介類の旨さを引き立てます。

震災後の酒造り

平孝酒造は、震災の2年半後に、麹室や酒母室、発酵室をすべてステンレスに改装しました。温度や衛生の管理を厳しくして、品質を向上させるための環境を作ります。 さらに、南部杜氏の引退に伴って、30代の若手に酒造りを引き継ぎ、地元出身の若者も2人加わりました。平井孝浩社長は、南部杜氏から受け継いだ酒造りを、地元の蔵人たちが担うことで、真の地酒を造りたいと願っています。


                

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