笑四季酒造について

創業明治25年(1892年)、東海道の第五十番宿場・水口町、現在の甲賀市にある笑四季酒造は、創業から地元の人に親しまれるような、普通酒などを製造していました。 しかし、現在の杜氏兼CEO(仮)の 竹島充修氏が蔵にやってきて醸したお酒によって知名度が全国区となります。 そのお酒が甘口の貴醸酒「モンスーン」です。以後、「きれいな甘さ」をコンセプトに独創的で新感覚な酒を改良を重ねながら輩出し続けています。

酒造りについて

原料米は、山田錦、越神楽、玉栄、吟吹雪など、すべて地元滋賀県産の契約栽培米を使用しています。 2012年度からすべて純米酒、2013年度からすべて無濾過、2014年度から生もと系酒母を採用し、乳酸・酵素剤・加工助剤などは一切使用していません。 酵母は、自社分離酵母やシャクナゲ、アベリアといった花酵母も採用しています。2018年度(29BY)からシリーズを刷新し、 あらたなコンセプトのもと4つのシリーズを中心に酒造りをしています。

Sensationシリーズ

日常楽しめる価格と味わいの両立を目指し提案する定番酒としてスタートさせたコンテンポラリーシリーズが「Sensation」。 基本は黒ラベル、白ラベルの2種類で、それぞれ時期によって「生酒」「火入」とあります。

笑四季 by Eizaburo Takeshima (R1BY、2019年度より)

笑四季の新たなアイディンティを形成するため、旧蔵から分離された蔵付き酵母に特化したシリーズ。名称の Eizaburo は、笑四季初代 竹島榮三郎にちなんだもので、新たなアイディンティの醸成への気概を表しています。

赤い糸シリーズ

「笑四季」の個性のひとつである「花酵母」と再び向き合い、花麹仕込みの純米大吟醸クラスにこだわった新シリーズ。 「赤い糸」は日本をはじめ、東アジアで広く信じられているように、「人との縁」をより大切にしたいとの想いが込められています。

モンスーン・シリーズ

「笑四季」のその名を全国区に知らしめた、代名詞的な甘口・貴醸酒シリーズ。 2018年に誕生から丸10年と節目の年を迎え、製造方法をゼロベースで見直し、装いも新たにラベルでは浮世絵師 東學氏をフィーチャーして耽美な世界観を演出します。



                

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