喜楽長

きらくちょう

滋賀県 喜多酒造

滋賀県東近江市池田町1129

喜多酒造の歴史

文政3年(1820年)創業。実り豊かな近江米の収穫できる近江の国の湖東平野の八日市で、初代の喜多儀左ェ門が酒造りを始めました。 当時は屋号を天満屋と称し、近隣の農家より米を買い受け、酒を造り八日市の周辺で酒を売っておりました。 以来、酒造業を代々受け継ぎ、180余年。 「喜楽長」という銘柄は「お客様に喜び、楽しく、酒を飲みながら、長生きをしていただけるように」と、念じつつ名づけられました。

能登杜氏へのこだわり

戦前より能登杜氏との「ご縁」があり、代々能登杜氏によって「喜楽長」が醸し出されてきました。 酒造りの最高責任者である「杜氏」と、酒蔵を経営する「蔵元」とは一心同体であり、信頼関係がないと良き日本酒を醸し出すことはできません。 喜多酒造が能登杜氏にこだわるのは、酒造りに対する真摯な姿勢と、常により良き日本酒を求めて、技術を高めていこうとする進取の気性を高く評価しています。 杜氏と蔵元が共に研鑽し、努力精進していくことによって、互いを高め、個性的で高品質な日本酒を醸し出してまいりたいとの想いがあります。 また、杜氏を中心とする蔵人たちが仕事には厳しく、しかも「和」を持って、より良き「喜楽長」を求め続けていくことが、喜多酒造の変わらぬ姿勢です。

喜楽長

日本酒は、そもそも複合的な味わいを楽しんでいただくもの。 米のうまみを十分に引き出し、「飲まれたときに、心が優しくなる」ような、うまみ・甘み・酸味が調和する味わいを目指します。 その為に喜多酒造では「麹による深みある味わい造り」を大事にしています。 麹米は山田錦を中心とし、アルコール度数はやや高めに設定することで、コクとキレの両立を図ります。 出来上がったお酒は温度調整が可能なサーマルタンクで貯蔵され、酒質に適した温度管理がされるほか、蔵内・蔵外に冷蔵庫を構えて貯蔵・熟成されます。 喜多酒造では「熟成は第二の酒造り」と考え、適したタイミングで出荷されています。

        

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