嶋自慢

しまじまん

東京都新島村 新島酒蒸留所(株式会社宮原)

東京都新島村本村1-1-5

新島酒蒸留所について

大正15年清酒蔵の新島酒造として創業。戦後に宮原酒造が独立し、焼酎造りを始める。 平成10年より米焼酎、平成15年より芋焼酎の製造を再開。
平成20年10月、組織変更により宮原酒造合名会社から社名変更。
平成26年製造場を移転、新島酒蒸留所として製造を開始。

新島

新島は世界大会が開催されることもあり、サーフィンの好スポットとして有名です。 また、島で採れるコーガ石は、新島の他にはイタリアのリパリ島でしか採れない貴重な石。 そのコーガ石を使って作られたモヤイ像が、島のあちこちに点在して観光客を楽しませてくれます。モヤイとは、「協力する・助け合う」という意味の『もやい』が語源となっています。商品名にもなている羽伏浦公園は、全長6.5kmの白砂の砂浜で、新東京百景にも指定されています。また、伊豆諸島で製造される「くさや」は、新島発祥と言われています。

あめりか芋への思い

新島の土壌は砂地が多く、稲作には適していなかったため、麦、粟、大豆などを主に栽培していました。しかし、厳しい自然環境のため生産量も低く、たびたび飢饉に襲われていたといいます。そのような状況が続く中で、新島に入ってきたのが「あめりか芋」。やせた土地でも栽培しやすく貯蔵がきいたため、あっという間に新島の暮らしに欠かせない農作物となり、主要な食料として重宝されてきました。

この「あめりか芋」を原料にした焼酎を、以前から作りたいと思っていた3代目の宮原淳さんは、あめりか芋を島で唯一本格的栽培する大沼さんから譲り受け、平成15年からあめりか芋を100%使った焼酎「七福嶋自慢」を製造しています。


新島酒蒸留所

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