三宅島酒造について
昭和4年伊ケ谷酒造として創業開始する。平成12年(2000年)におきた噴火の為、全島避難を余儀なくされる。4年5か月もの歳月を経た平成17年避難解除される。噴火の数年前に休業状態だった伊ケ谷酒造から引き受けた現・三宅島酒造代表の長谷川悦朗氏は、島に戻り酒造りを学び、2007年12月から初めてのお酒を仕込み、2008年に今の社名に変更します。
「雄山一」
もともとの「雄山一」は芋焼酎でしたが、噴火で火山灰が7センチも積もったことで、芋の生産はできなくなり、東京島酒の主流である麦焼酎を製造することになります。しかし、仕込み方は長崎の壱岐焼酎を参考したこともあり、主流の麦麹ではなく、米麹を使用しているのが特徴で、日本酒のような甘みがでます。数年おくとさらにまろやかな飲み口に成長します。
三宅島
東京から南へ約180kmの位置にある三宅島は、山手線の内側とほぼ同じ大きさです。年間平均気温は17.7℃、30℃を超える日や0℃以下になる日は少なく、1年を通して温暖な気候の住みやすい島です。黒潮が直接あたる三宅島の海域は魚の宝庫。毎年多くの釣り人やダイバーが訪れ、イルカとの遭遇率99%以上と、世界的にもトップクラスのイルカと出会えるポイントとして有名です。
富士箱根伊豆国立公園に指定されている三宅島は、約20年~60年周期で噴火を繰り返しており、度重なる噴火でできた荒涼とした溶岩原は、荒々しい海岸風景と独特な自然景観を作り上げました。別名「バードアイランド」と呼ばれるほど、野鳥の生息地として知られ、国の天然記念物である「アカコッコ」や「カラスバト」、「イイジマムシクイ」などの限られた地域でしか見る事の出来ない野鳥が観察できます。
-
#通年商品
¥3,600(税込)
-
#通年商品
¥3,899(税込)
(全2件)2件表示
- 1