麓井

ふもとい

山形県 麓井酒造

山形県酒田市麓字横道32

麓井酒造について

明治27年(1894年)に創業。かつて庄内藩主としてこの一帯を治めた酒井家ゆかりの方が当家を訪れ、「この水で酒屋をやらない手は無い」と強く勧められたことから造り酒屋を興したと伝えられています。現在でもこの井戸水の水質は健在で、酒造りの全ての工程に無濾過で使用されています。創業当時、この一帯の地名は「麓村」と申しました。また麓井酒造は東北屈指の標高を誇る名山「鳥海山」の麓にあります。そして創業のきっかけとなった井戸水と酒井家の「井」を掛け、「麓井」と命名されました。

軟質の湧き水から造られています

鳥海山は日本で有数のブナの原生林が存在する貴重な山。麓井酒造はその南側の麓に位置し、良好な水質の水源を持つ蔵元です。ミネラル豊富で、飲み水としても多くの人が毎日水を汲みにやってきます。また、生もと造りによる足腰の強さが絶妙で、全体的に淡麗傾向があり日本酒を飲み馴れない方には口当たりと喉越しの良さ、ある程度酒歴を積んだ方には酒のバランスと奥行きの深さを味わっていただけます。


        

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