徳島県鳴門市の本家松浦酒造が造る「鳴門鯛」は、阿讃山脈の水と徳島産米を使用。超辛口から甘口まで多彩な味わいで、祝いの席にも映える華やかな地酒です。
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水軍の末裔が築いた酒蔵
本家松浦酒造は文化元年(1804年)創業、徳島県鳴門市にある老舗酒蔵です。創業者・松浦直蔵は、戦国時代から続く肥前・松浦党水軍の末裔とされ、酒造りだけでなく回船業や米・肥料の商いも手がけていました。初代が生み出した銘柄「常盤」は、阿波藩への供給に加え、大阪や堺、さらには朝鮮半島まで船で運ばれた記録も残っています。代々の当主が「品質本意」「温故知新」を信条に、伝統と革新を融合させた酒造りを続けてきました。
地元の海にちなんだ名酒
代表銘柄「鳴門鯛」は、明治19年に徳島県令・酒井明氏と五代目・松浦九平によって命名されました。鳴門海峡の激流を遡る鯛のように、端麗で優雅な酒を目指したこの銘柄は、明治28年の国内勧業博覧会で一等賞を受賞し、京阪神にも広く知られるようになりました。現在では純米吟醸、大吟醸、無添加酒など多彩なラインアップを展開し、国内外の品評会で多数の金賞を受賞しています。
伝統×現代:DXと限定酒で晩酌革命
本家松浦酒造は、創業200年を超える歴史を持ちながらも、現代のライフスタイルに合わせた挑戦を続けています。2025年には「月巡り、酒巡り。」という限定酒×Podcast企画をスタートし、毎月1本だけの特別な酒をオンラインで販売。味わいだけでなくラベルやストーリーも楽しめるこの企画は、家飲み文化を豊かにし、日本酒をより身近な存在へと進化させています。

