七賢の由来。

寛延三年(1750年)創業 、初代蔵元 中屋伊兵衛が、信州高遠で代々酒造業を営んでいた北原家より分家。 白州の水の良さに惚れ込んで、甲州街道台ヶ原の地で酒造業を始めます。 五代蔵元 北原伊兵衛延重が、母屋新築の際にかねて御用を勤めていた高遠城主内藤駿河守より、 竣工祝に「竹林の七賢人」(諏訪の宮大工、立川専四郎富種)の欄間一対を頂戴する。これが現在の酒名「七賢」の由来となる。

白州の水を使用。

2014年にユネスコパークに認定された甲斐駒ヶ岳を含む南アルプスは、世界に誇る「水の山」。 山梨県北杜市白州町で唯一の酒蔵である七賢は、甲斐駒ヶ岳の伏流水で日本酒を醸す唯一の酒蔵と言えます。 七賢が掲げたのは、「地元白州の水を体現できる酒」。飲んだ時に気持ち良く舌を包み込む心地よさこそが、白州の水を使った七賢の味です。

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七賢が大事にしているのは、地域とのつながり。山梨県内の地元農家の方ととともに、 「夢山水」「ひとごこち」といった高品質な酒米造りにも取り組む。 精米歩合については、37%、47%、57%と、七賢の「7」に設定している。七賢の歴史への感謝と、 数字に裏付けられた高品質なお酒を届けたいと言う想いが込められています。

常に進化し続ける七賢

2012年、杜氏高齢化に伴い蔵元自らが指揮をとり、酒質設計から品質を大きく見直します。 麹づくりと醪の発酵には丁寧に時間をかけ、十分に香りを引き出す一方で、 これまでのお酒は1年程寝かせてから瓶詰していましたが、現在は搾ったお酒はすぐに瓶詰めし、 最低限の殺菌のみで、出来立てのお酒の香りと鮮度を逃しません。毎年、前年以上の美味しさを届けるためのマイナーチェンジを繰り返し、 その年の酒米の出来不出来に左右されず、 目指す味や品質を高いレベルで実現させるために、七賢は進化し続けます。

        

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