杜氏潤平

とうじじゅんぺい

宮崎県 小玉醸造

宮崎県日南市飫肥8丁目1-8

小玉醸造について

小玉醸造は、宮崎県の南部、日南市の飫肥(おび)に位置しています。飫肥は、歴史的な城下町の風情が色濃く残る魅力的な場所で、県内外はもちろん、海外からの観光客も多く訪れ、町を散策する姿が見られます。

蔵には、二つの物語が存在する。

金丸潤平氏の実家は、宮崎市に位置する金丸本店という伝統的な造り酒屋を経営していました。この蔵は明治時代から続く歴史を持ち、味噌や醤油、清酒、さらには焼酎を手がけてきた五代にわたる蔵でした。しかし、潤平氏が小学生の時に他の蔵と合併し、その蔵は姿を消してしまったのです。

小玉醸造は、江戸時代に冨士屋という屋号で創業した伝統ある酒蔵です。かつて飫肥藩主・伊東家の発祥地である伊豆にちなんで、冨士という名の芋焼酎を製造していました。しかし、時が流れ平成に入ると、蔵は一時的に休造の状態に入りました。

潤平氏は、現代表の父・金丸一夫氏と同じく東京農業大学の農学部醸造学科で学びました。卒業後、埼玉にある清酒蔵を経て宮崎に戻り、二つの焼酎蔵で修行を重ねました。その後、2001年に家族と共に日南に移り住み、当蔵・小玉醸造を受け継ぎました。

一途に醸す
二十一世紀の到来と共に、新たな焼酎造りが再スタートを切りました。二つの蔵の歴史を胸に秘め、「一途に醸す」というテーマを掲げ、日本の文化と国酒である焼酎をお届けするため、蔵人全員が一丸となって努力してまいります。



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