豊永蔵・麦汁

とよながくら・むぎしる

熊本県

熊本県球磨郡湯前町1873番地

豊永酒造について

1894年、初代豊永鶴松が球磨郡湯前の地に蔵を構えたのが、豊永酒造の焼酎づくりの始まりです。当時から自社田を持ち、自分たちの手で育てた米で、米焼酎「都鶴」を発売。100年以上経った今、創業の思いを深めながらも、さらに先へと踏み込んだ焼酎づくりに励んでいます。

豊永酒造の有機農法

豊永酒造では、1986年から、有機農法米で焼酎をつくっています。その後の2001年に開始したオーガニック認証制度を受けて、自社田、契約農家は全て認証済み。土壌、気候、風土を大切に、持続可能な有機農業や焼酎づくりを行っています。

肥沃な大地から生まれる球磨焼酎

米を原料とする「球磨焼酎」のはじまりは約500年前。熊本県球磨地方に大陸から醸造技術が伝わったことが誕生の礎と言われています。現在も、その技術と伝統を受け継ぐ20蔵以上が、球磨地方で球磨焼酎を製造。スコッチ、シャンパーニュなどと同様にGI(地理的表示)が認められている「球磨焼酎」は、国内産の米と国内産米による米麹、人吉市・球磨郡で採れた水のみを使用します。

「貯蔵・熟成」への強いこだわり

世界には様々な蒸留酒があり、そのほとんどは長い貯蔵と熟成を施されることで価値を高めていきます。 日本古来の蒸留酒である焼酎もその例に漏れることはなく、丁寧な熟成を経た焼酎は力強くも洗練された味わいを発揮します。 松露酒造では販売するほぼ全ての銘柄を3年以上の長期熟成させることにこだわり、身近に熟成酒の価値ある世界を広げています。

湯前町

豊永酒造のある湯前町(ゆのまえまち)は、熊本県の南部にあり、郷愁誘うローカル線・くま川鉄道の発着地。急峻な九州中央山地を挟み、宮崎県西米良村と境を接する位置にあるため、熊本・宮崎両県のハブとして多くの人が訪れる。天然温泉をはじめ、広大な自然公園やキャンプ場などレジャー施設も擁する。この地に生まれた風刺漫画家、那須良輔氏の偉業を保存・展示する湯前まんが美術館が1992年に開館。お土産で有名な「鳩サブレ―」のイラストは、那須氏が鎌倉に住んでいたころに描いたものである。



(全30件)30件表示

  • 1