山本の歴史

明治34年(1901年)創業、蔵は秋田名物八森ハタハタがあがる港として栄えた八森町にあります。 雄大にたたずむ白神山地と日本海にはさまれた大自然に恵まれれ、年中枯れる事のない山の中腹に湧き出る自然水を3キロの自家水道を引いて酒造りに使用しています。 平成18年に杜氏制を廃止し、平成19年からは後継者である山本友文氏を筆頭に従業員3名と季節雇用の蔵人2名の合計6名で酒造りを行っている。NEXT5の赤としても有名です。

白瀑の由来

蔵の裏手に連なる白神山地の麓に慈覚大師が用いたとされる白瀑神社と高さ17メートルの白瀑という名瀑があり、これにちなみ命名されました。

山本酒造店独自の酒造り

年間を通じて大量に湧き出る白神山地の天然水を直接蔵まで引き込み、仕込みを始めとする全ての工程に湧き出たままの状態で使用する全国で唯一の酒蔵。 全国的にいち早く機械製麹装置を導入するなど製造の合理化を図ってきたが、現在では昔ながらの麹蓋を使用した手造りに戻し、 純米吟醸酒や大吟醸酒など付加価値の高い酒造りに力を傾注しています。

山本酒造店のこだわり

酒は搾った後の処理方法によっても品質が大きく変わります。 特定名称酒のタンク貯蔵やタンク火入れを廃止し、瓶詰めした後に火入れを行う「瓶火入れ」を行っています。 瓶火入れ後は冷水シャワーで一気に酒を冷やし、マイナス3度、プラス0度、プラス5度に設定された冷蔵コンテナで出荷まで瓶貯蔵しています。 これらの作業によって搾りたての新酒のような爽やかさが年間維持されるのです。



        

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